ALC

ALC クリオン

 

ALCとは、Autoclaved lightweight aerated concrete の略で、セメント、石灰質原料およびけい酸質原料を主原料とし、オートクレーブ(高温高圧蒸気)養生した軽量気泡コンクリートのことをいいます。
1960年代前半に北欧からその技術が日本に導入されて以降、ALCに鉄筋などの補強材を埋め込み成形したALCパネルとして、様々な技術開発が行われ、現在では低層から超高層までの建築物の外壁、間仕切壁、床および屋根など様々な建築部位で高品質・高性能の建築材料として幅広く用いられています。

 

耐震補強技術

工場埋設
アンカーパネルとは…

構造躯体に取り付けるためのパネルの取付けアンカー部は、ALCパネルの耐震安全性を確保する上での、心臓部とも言えます。その要となるのがアンカー金物です。アンカー金物を、あらかじめパネル製造段階において、パネル内部の補強筋(鉄筋)に堅固に溶接固定し、埋設したパネルです。

製造段階でアンカー金物を埋設したパネルを、安定して供給するためには、高い製造技術を必要とします。クリオンは長年にわたって埋設アンカー技術に取り組み、今では「工場埋設アンカーパネル」を外壁の標準仕様パネルとして安定的に供給できるようになった、業界で唯一のメーカーです。 低層から超高層建築物に至るまで、用途を問わず使用できる安全・安心なパネル、「工場埋設アンカーパネル」の製品体系ならびにパネル選択の目安は以下の通りとなります。